2012年08月17日
第2回 富士山のおひざもと、朝霧高原
間近に迫る富士山の雄大さ
「富士山はやっぱりデカいな!」としみじみ感じる場所、朝霧高原。
富士ICから139号線を北上すると、どんどん大きくなる富士山。ここは絶好のドライブスポットです。遠くから見ると青くつるりとしたイメージの富士山ですが、ここらへんまで来るとゴツゴツした感じが伝わり、右側中腹のボコっと飛び出た部分に「あぁ、火山なんだな~」と再確認し、いつかまた噴火しちゃうのかなと、ちょっぴり不安になるのです。
が、雄大な富士山のふもとで牛さんたちがのんびりと草をはむ姿は、なんとものどかで平和な風景。不安なんて吹き飛びます。私は丑年生まれなので、清々しい空気の中、牛さんたちにまざって一緒にゴロゴロしたいくらいです。
朝霧高原では、広々とした自然を活かしたアウトドアスポーツも盛んです。パラグライダーで大空を飛ぶこともできますが、臆病者の私はまだ勇気が出せずに未体験・・・。
牧草地帯や林道をセグウェイに乗って楽しむツアーもあります。興味津々ではありますが、運動神経がにぶい私にできるのかと不安でこちらも未体験・・・。でもいつか必ずチャレンジしてみたい!
自然が作るアートに感動
白糸の滝
景勝地として有名な「白糸の滝」も見逃せません。高さ20m、幅200mの湾曲した断崖絶壁のような地層から富士山の雪解け水が湧き出し、幾筋もの絹糸のように白く細く流れる繊細な美しさを醸し出す滝です。周囲の紅葉や緑が一体となり自然が創り出すアート感と、水しぶき舞うひんやりとした清涼感に包まれて、しばし非日常の世界に浸りましょう。
富士山麓の湖と言えば、山梨県側の河口湖・山中湖・本栖湖・西湖・精進湖の富士五湖が有名ですが、静岡県側の「田貫湖」を忘れてはいけません!名前だけ聞くとどうしても動物のたぬきを思い浮かべてしまいますが、富士山を真東に仰ぐ田貫湖は、神秘的な美しさに出合える場所です。
湖面に富士山が絵に描いたようにキレイに映る「逆さ富士」や、毎年4月20日前後と8月20日前後には、富士山頂から朝日が昇り、光り輝く「ダイヤモンド富士」を見ることができます。湖面に映ればダブルダイヤモンド! これを見ることができたら、とてつもなく良いことが起こりそうですね。
田貫湖と富士山
(しずおかオンライン編集部 鈴木愛)
Posted by eしずおかコラム at 12:00